
2024/07/05 - 3rd Album (Acoustic)
" CAVERN "
2021年にセカンドアルバムを出して以降、Seiya Aoki氏との制作のみならずAbrasing Soul も頓挫し、自身のバンドSMUDGEのアルバムを先に仕上げることとなったEnjiは、自身のソロアルバムが出せていないことに大きな焦りがあった。「人生丸ごと作品に」がモットーのEnjiとって、“自身の音楽の大衆化”や“ベンジャミンとの出会い”、また“ライブへの出演増加”などの大きな転機が複数回があったこの3年間に、自分の人生における道標のアップデートができていないのは由々しき事態であった。アコースティックアルバムは元々メタルヘッズのEnjiにとって忌避感が少しはあったが、それでも、何かしらのリリースを急ぐ必要があったのだった。
加えて、この制作を決意した裏には、東京ツアーに際して、BROCANTEの濱野夫妻から「Enjiはアコギでライブに出た方が良い」とアドバイスを頂いたことにも一因がある。以降、8月から貰い物の12弦ギターを弾く時間が増え、またそれをもEnjiの個性としたことで自信に繋がり、満を持して、アコースティックアルバムをリリースすることとなったのだった。
ちなみに、この作品はほぼ全曲、一度レコーディングをしなおしている。9月の東京ツアー以前のバージョンではピアノの独奏のようにリズムを揺らしていたが、それは聴きやすくないと判断。しかしBrotherだけは作曲当時のフィーリングを尊重し、リレコーディングはしなかった。
Song List
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Stroll Down the Rainy Forest Trail, And Awake at the Seashore Nearby
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Austin's
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End of a Day
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Althé's Theme (Acoustic)
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Brother
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Pain Goes Away
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Austin's (Live 2025)
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Brother (Live 2025)
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Shelter (Live 2021)
All Songs Written, Composed, Arranged, Recorded, Mixed & Mastered by Avery Enji
Artwork: Avery Enji
Photography: Emp
© 2025 Journey Records